海外研修とは - 国内で英会話?それとも海外で語学研修、インターンシップ?

現在英会話学校に通っている方の平均的な受講時間は週に2時間と言われています。

仮に週2時間、一度も休まずに10年間英会話学校に通ったとしましょう。すると英語に触れている総時間は2(時間)×4(週)×120(月)=960時間です。

一方、海外でインターンシップあるいは語学研修をすると、寝ている間以外は英語に触れていると仮定して、総時間は、睡眠時間を8時間としても1日16時間。

つまり、海外研修では本人のやる気と環境次第では英会話学校に10年通うのと同じだけの時間を、2ヶ月間に凝縮することができるのです。

以上は多少誇張した仮定ですが、アメリカでの生活、就労体験、通学、学習そのものが、常に英語に接する環境にあるわけで、日本で英語学習をするよりも、上に述べたような効果が充分に期待できます。

費用面から比較してみますと、ビジネスプライベートレッスンは安いレベルでも2時間で1万2千円。これを10年続けると576万円、およそ600万円を国内での英会話習得に費やすことになります。

海外語学研修のエグゼクティブコースは、学校・プログラムによって費用はさまざまですが、日本で英会話に通うよりも、より短い時間で、より大きな効果を得ることができます。アメリカ・J1ビザ有給インターンシップですと、長期間(12〜18ヶ月間)企業で就業体験をしながら報酬が出るケースもあるので、より経済的に有利だと言えます。

私たちは国内の英語学校の存在を否定するつもりはありません。使い方によってはすばらしいツールであると思います。しかし、英語学校は、海外へ行く前の準備や、帰国後のブラッシュアップなどの補佐的な役割で利用するのが効果的だと考えます。

海外語学研修やインターンシップのメリットは語学の習得以外にも、多くの副次的なメリットをもたらします。コストとパフォーマンスを真剣にご検討いただければ、海外に雄飛することがどれほど有意義なものかお分かりになると思います。

海外語学研修のメリット・デメリット

  • メリット
    ・就業体験により、国際的なビジネス感覚が養える
    ・短期集中的に英語が習得できる
    ・語学のみならず、背景にある文化や習慣も同時に学ぶ事ができる
    ・長期に見るとコスト的に有利
    ・海外ビジネスマンとの人脈が構築できる
    ・海外生活経験そのものが人間的な成長に大きくプラス
  • デメリット
    ・海外在住期間中、休学や休職が必要となったり、企業にとっては人事政策上の不利益があり得る